昨日、AdobeからCS6の発表がありましたね。
僕のところでは、PhotoshopとIllustratorを単品購入して使っています。
After EffectsやLightroomなどは使っていません。
そのような用途は、Final Cut Pro XやMotion、Apertureを使っていますので。
従来どおりPhotoshopとIllustratorをバージョンアップすると、PS ¥26,250とAI ¥26,250で
¥52,500になります。
Production Premiumのバージョンアップが ¥49,350なので、単品アップグレードはかなり損なわけです。
さて、CS6からはサブスクリプションも導入されて新たにCreative Cloudとメンバーシップ制度が始まります。
Creative Cloudとは、Adobe Creative Suite® 6のすべてのアプリケーションをダウンロードしてインストールできるほか、ファイルの共有、共同作業、配信に役立つ各種オンラインサービスにもアクセスできるというものです。
こちらが、年間契約で月額 ¥5,000なので年間 ¥60,000というわけですね。
Creative Suite 6 Master Collectionのバージョンアップが ¥67,725なのでこれよりも安いし、はじめに購入する必要もなし。
さらにCS3ユーザーは特別価格で初年度は年間契約で月額 ¥3,000になります。
なんという価格設定。
これは、罠とは知りながらCreative Cloudを申し込んでしまった(笑。
現在AdobeユーザーはCS2〜CS3を使っている人が一番多いらしいです。
(もっと古いバージョンを使っている人もたくさんいます。)
Adobeの製品もかなり熟成されてきて、古いバージョンでも機能的には十分って人がほとんどじゃないでしょうか。
もうこれ以上バージョンアップの必要がないとか、毎回のバージョンアップは必要ないと思ってる人も多いはずです。
これでは、Adobeにお金が入ってきません。
新規購入なんて、ソフトがだいたい行き渡るとそんなに売れるものではありませんので、
ソフトのバージョンアップ代金は、ソフトウェア会社の安定した収入源なわけです。
しかし、ソフトウェアの機能が頭打ちになってくるとバージョンアップは徐々に減ってきますので、経営が厳しくなっていきます。
そんなわけで、バージョンアップに制限を設けたり、サブスクリプション方式を導入するわけですね。
このような理由からCGソフトも、サブスクリプション方式を導入しているソフトが多いですね。
まぁ、世の中は、頭打ちだらけじゃないでしょうか。
自動車もそうですし、電化製品なんかもそうですね。
TVが売れないので家電メーカーはどこも大赤字になっていますが、新しいTVに買い替えたいって思わないでしょう。
今の商品には、白黒TVがカラーTVになったような感動はないのです。
話しが脱線しましたので、今日はこれでおしまい!
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